柔道のルール変更
今年度から柔道のルールが変更になりました。
大きな変更点は
1.これまでの「一本」「技あり」に加え「有効」が復活します。
2.ペナルティが緩和されます。(組み手、逆背負投、ベアハグ、ダイビングヘッド、危険技及び場外「指導」・押し出し「指導」の解釈変更)
です。
最近では、国内外の大きな大会においても「指導」狙いのつまらない展開が多くみられました。今回の改正により、ペナルティが緩和され、勝敗は技によるスコアで決着となる確率が高まります。
ただし、少年についてはこれまで通り危険な技、行為については厳しく制限されていますので、少年部関係者の方はご安心下さい。
どの程度の「効き具合」で「有効」が認められるのか?「指導」となるのはどういうケースか?明武館柔道クラブでは新しいルールを、稽古の中の模擬試合などを通じて説明をしていきます。
さて、4/20高体連の支部大会があり、明武館柔道クラブからは渡辺、住田、原の3名が審判として参加しました。初めての新ルールでの試合の審判であり、とまどうことも多かったですが、よい経験となりました。ルール改正の狙い通り、「指導」差の決着はほぼなくなり、技による決着が増えました。また、競技者の一方が片足でも場内にある状態で技を掛け始めた場合、技の効果が認められればスコアとなります。実質的に畳縦一枚分は試合場が広くなった感覚でした。
5月の区民大会には、明武館柔道クラブのメンバーもたくさん参加します。新ルールをしっかり理解して、技による決着を目指して、稽古に励みましょう。
住田さんと渡辺さん。Bライセンスのデビューとなりました。
(文責 原)